お披露目小噺


璃魁 「ここはどうだろう。少し、、疲れたかな」

瑚凛 「(新しい人だ)こんにちは」

璃魁 「こんにちは。初めまして」

瑚凛 「新しい人ですか?僕、瑚凛です」

璃魁 「私は璃魁。人を捜しているんです。
     そろそろ見つかってほしいのだけれど、、。
     あの、雹刹と絵麻という名を知っていますか?」

瑚凛 「絵麻、、、、ここにいますよ。
     (雹刹さんと会う前の、本当の絵麻を知ってる人?)」

璃魁 「ここに?よかった、、2人とも無事なんですね」

瑚凛 「少し待っててください」

璃魁 「ありがとう」


絵麻 「璃魁さま、、、」

雹刹 「お前、、、本当に」

璃魁 「ええ、私です」

絵麻 「よかった、、、またお会いできて」

雹刹 「、、、、、」

璃魁 「わかっていますよ、雹刹。キエヌの湖の向こう側を
     自分が元居た場所を知ったのでしょう。
     そして、銀の翼を持つ方を目覚めさせた」 

絵麻 「璃魁さま、、」

璃魁 「私が自由になったのも、白銀が目覚めたからです」

雹刹 「別れる前に言っただろう。
     私が預かった剣が光を放ったら、キエヌの森に行けと。
     その言葉通りにしたら、湖の向こう側に
     翼を持つ者が生きる世界にたどり着いた。
     そして聞いた。私がその世界の住人であったこと。
     人の住む側に堕ちて、、、お前が私の記憶を封じたことを」

璃魁 「黙っていてすみませんでした。、、、恨むのなら恨んでください」

雹刹 「、、、、なら、封じた私の記憶を戻してくれ」

絵麻 「、、、、、」

雹刹 「向こうで聞きはした。
     だが、今のままじゃ知識でしかないんだ。
     私自身の認識として思い出したのとはちがう。
     、、、、わかるだろう」

璃魁 「そうですね。他人の物語を読んだのと同じ」

雹刹 「思い出したい。私自身のものとして。
     絵麻のことも、お前のことも、、、、守ろうとした人も」

璃魁 「わかりました」

絵麻 「雹刹さま、、、」

雹刹 「大丈夫。私と違って、失敗なんかしないだろう」

璃魁 「絵麻、私も友人に戻りたい。だから、やらせてください」

絵麻 「、、、璃魁さまのこと、信じます」

璃魁 「ありがとう」


  NEXT