騎士と剣  

 サルバス

 今の俺の仕事は
 この町と住む人達を護ること

 ある日 同僚の一人がこう言った

 仕事としてではなく
 自分の手で護りたい
 大切な女性ができた、と

 あいつは
 照れくさそうに笑っていたな、、、
 護りたい 大切な女性、、、

 浮かぶのは唯一つの後悔

 あの時 
 「愛している」と告げていたなら

 君は 俺の隣で笑ってくれたかい

 けれどもう届かない


 ならば俺は

 君が好きだと言った
 君が生きていたこの町を護ろう

 一度だけ重ねた手の記憶

 一瞬は俺にとっての永遠

 君への追憶を剣に変え

 胸の中で誓う
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