お前がここに?
たいしたものだな たどり着けるとは
、、、気を悪くさせたか? 褒めているつもりだが
そう 私にとってただ一人のお前だ

所詮 平穏無事など望めぬ身
現から去ることに驚きはしないが
お前には驚かされてばかりだな

人から恐れられ 隠れ住んでいた日々の中で
お前とすごした時間だけが安らぎだった

淡雪のように儚げで
だが 春に美しく咲く華のように強い
そんなお前が眩しくて
その眩しい光を 私だけのものにしたくて

人ならぬ身が人を愛するなど 愚かだったのかもしれない
そうだとしても
お前を愛し 愛されたこの身
嬉しく思うぞ

月が翳る、、、刻限が近いな

名残惜しいが
ここから先は お前にはまだ早い
二度と逢瀬が叶わないとしても
お前が存在するだけで幸せだ

ありがとう
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