お披露目小噺(V)


更沙 「確かここだと、、、、ふぅ、、、」

璃魁 「あれは、、、まさか」

更沙 「(璃魁に気がつく)璃魁、、、良かった、会え(がくっ)、、、」

璃魁 「更沙!?どこか怪我でもしているんですか?
     横になったほうがいいのなら」

更沙 「いや、大丈夫。これでも落ち着いてきたから」

璃魁 「一体、、、何が」

更沙 「、、、、、(バサッ)」

璃魁 「、、、、、そんな」

更沙 「見て分かるとおり、片翼に傷を受けてしまった。
     失うことは避けられたが、これ以上は回復不可能。
     飛ぶことが出来なくなったんだ。
     あの浮島で構成されている世界では生きていけないから
     有翼側を出たんだよ」

璃魁 「どうしてこんな傷」

更沙 「器を失った嘆きの魂が暴れだして
     それを抑えるのに少し手間取ってね」

璃魁 「私達がここにいることは、何故わかったんですか」

更沙 「有翼側を出た後は、キエヌという町にいた。
     有翼側から居を移した白の双翼の住まいに
     やっかいになっていたんだが
     璃魁たちはどうしているのか
     気がついたらそれを考える日々だった。
     そうしたら、君たちの居場所を知っているという人がいて
     彼からこの場所を教えてもらった。私もここに置いてもらえるかな」

璃魁 「勿論ですよ。落ち着いたとはいえ、傷が傷です。休んでください。
     雹刹も絵麻も、更沙と会えたこと、きっと喜びます」

更沙 「ありがとう」


  BACK