こだわり

更紗 「これは、、、、テイーポット?。
     でも、少し違う気がする。
     普通持ち手は横に付いているよな。
     それに、こっちは取っ手がないティーカップ。
     多分用途は同じなんだろうけど
     こんな形の物もあるんだ」

(こんなの)  →

鳳雅 「そこまで珍しい物か?」

更紗 「鳳雅さん」

鳳雅 「我がいた場所では
     このような茶器が一般的だがの」

更紗 「そうですか。私は初めて見ました」

鳳雅 「ふむ。場所が変われば変わるものじゃな。
     では、緑茶、、、、緑色の茶も初めて見るのか?」

更紗 「緑色の、、、お茶?もしかして、その箱全部」

鳳雅 「そうじゃ。この茶を初めていれようと思うてな。
     そなたも試してみるか?」

更紗 「ええ、ぜひ」

鳳雅 「やはり、緑茶は急須と湯のみでなくてはの」

更紗 「甘いですね。
     何も足さずとも、このような甘みがあるとは」

鳳雅 「紅茶も悪くはないが
     我はこちらのほうが馴染み深いのじゃ」

更紗 「こんなにたくさん茶葉があるのに
     今まで飲まなかったんですか?」

鳳雅 「茶葉はあったが、急須と湯のみが
     なかなか手に入らなくての。
     それがようやく、手に入ったのじゃ」

更紗 「そうでしたか」

鳳雅 「器が伴ってこそ、より味わい深くなるからの」

更紗 「鳳雅さんのこだわり所なんですね」

鳳雅 「まあ、そう言えなくはないの。
     そなたには無いのか?」

更紗 「私は、、、、、改めて言われると、でてきませんね」

鳳雅 「無くて困る物ではないが
     あればあったで、なかなか面白いものではあるぞ」

更紗 「何か見つかったら、私なりに楽しんでみます」


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