2人だけの約束


藍歌 「上手く出来てればいいけど」

てくてく、、、、

氷雨 「甘いにおい。お菓子があるの?」

藍歌 「ええ。よかったら、どうぞ」

氷雨 「ありがとです(ぱく)」

藍歌 「どう?」

氷雨 「甘くておいしい♪」

藍歌 「よかった」

氷雨 「(もぐもぐ)藍歌さんが作ったですか?」

藍歌 「そうよ」

氷雨 「(はぐはぐ)魅影さまとか、珂晶さまにもあげていい?」

藍歌 「、、、、全員に回せる数は無いかも」

氷雨 「そなの?」

藍歌 「また作るわね。もっとたくさん。
     その時は皆さまにも差し上げましょう
     これは私たちだけで、いただきましょうか」

氷雨 「でも、、、あ、そしたら2人の秘密にするです。
     秘密のお菓子」

藍歌 「ふふ、、、、いいわよ」


氷雨 「く〜、、、。すぴすぴ」

彩美 「氷雨はよく寝るな」

氷雨 「ふぁ、、、、くしゅん」

彩美 「ほら。ソファーなんかで寝込むからだぞ」

氷雨 「ほえ、、、、ん〜っ」

彩美 「(寝ぼけてるのか)ん?何つけてるんだ、口の端」

氷雨 「え?」

彩美 「ちゃんと拭かないと。何食べたんだ」

氷雨 「あ、、、えと、、ごめんなさい」

彩美 「別に謝らなくても」

氷雨 「藍歌さんと約束したの。2人の秘密って」

彩美 「藍歌と?」

氷雨 「あ、でもね、今度はみんな一緒だよ」

彩美 「なあ、氷雨。怒らないから、秘密って何だ?」

氷雨 「大事な約束は守らないといけないって
     魅影さまと珂晶さまが言ってたです」

彩美 「まあ、、、それはそう」

氷雨 「だから、ごめんなさい(去)」

彩美 「氷雨」


彩美 「藍歌」

藍歌 「彩美様。どうなさったんですか?難しいお顔」

彩美 「2人だけの秘密の約束をしたって
     氷雨が言ってたんだけど、その、、、」

藍歌 「あ、さっきの」

彩美 「その、、、だからどうこうじゃなくて」     

藍歌 「約束が何か気になって、私のところへ?」

彩美 「大人げないって、わかってるんだけど」

藍歌 「2人で、お茶とお菓子を楽しんだんですよ」

彩美 「え?」

藍歌 「久しぶりに作ってみたんです。
     おいしいから皆様にもあげたいって
     言ってくれたのですけれど、数が足りなかったので
     皆様にはまた今度にしましょうってお話したら
     2人だけの秘密のお菓子にしたいって言ったんですよ」

彩美 「あ、、、そういうこと」

藍歌 「でも、氷雨くん自分から彩美様に?」

彩美 「いや。ソファーでうたた寝してて
     口の端に何かついてたんだ。
     何か食べたのかって訊いたら」

藍歌 「秘密の約束だから
     お菓子のこと言わなかったんですね。
     ほんと、可愛らしい」

彩美 「はは、、、呆れてるかな。氷雨相手に」

藍歌 「でも、少し嬉しくもあります。約束を気にかけてくださって」

彩美 「藍歌」

藍歌 「今度は彩美様だけのお菓子を作りますね」

彩美 「楽しみにしてるよ」


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